５Ｓを意識した環境で、女性も活躍

昇和鍍⾦⼯業株式会社のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
弊社がある岐阜県美濃市は山々に囲まれ、豊富な水に恵まれた土地です。弊社は祖父が創業し、私で３代目。ボールバルブの精密ボール部分を、異物を付着させずなめらかに仕上げる技術を武器に、順調な事業成⻑を続けています。

めっきの⼯場というと、３K（きつい、きたない、きけん）といったイメージをもたれるかもしれません。しかし弊社は５Ｓ（整理・整頓・清掃・清潔・躾）を意識した作業環境を保ち、工場見学に来られる方々にもよく驚かれています。
女性も活躍しており、現在、従業員の約70％を女性が占めています。めっき工場といっても弊社では、製品の取り付け・取り外しが作業のメインとなるため、丁寧さや繊細さが必要な反面、力の要る作業は多くありません。そのあたりが女性に合うのかもしれません。

乾杯の⾳頭は「みんなに～」「ありがとう～」「乾杯︕」

めっき加工は特殊な分野というイメージも大きいかと思いますが、実は弊社の従業員は、未経験からの採用が大半です。特殊な技能や、何年もの下積みを必要とする仕事ではありません。となると、「誰にでもできる単純作業」に見えますか？ いえ、全く違います。仕事に向かう意識が、製品の仕上がり具合を変えるのです。
私がいつも従業員に伝えているのは「感謝を大切に」ということです。周りに支えてくれるメンバーがいなければ、仕事はひとりでは回りません。注文してくださるお客様がいなければ、仕事になりません。そして何より、仕事をする自分を応援してくれる家族を大切にしてほしい。そんな周りの人の顔を思い浮かべ、感謝の気持ちをめっきに乗せれば、おのずと美しく、お客様に求められるめっき加工ができるはずです。

そんなわけで、弊社の慰労会は、いつもこんな乾杯で始まります。

「みんなに～」（誰か１人が言います）
「ありがとう～」（残りのメンバーが言います）
「乾杯！」（全員で）。

20人に満たない小さな会社ですが、だからこそお互いへの感謝を何よりも大切に、自分たちの幸せがお客様の幸せにつながるという思いで、日々丁寧に仕事に向き合っていきたいと思っています。